栄養をしっかりとやっていく上で、いちばん大切なミネラルは何か・・・？
これは基本的には人によって変わってくると思います。
女性で元気が出ない方は鉄不足かもしれませんし、食事が美味しくないとか、なんとなく不安感が強い方は亜鉛不足かもしれません(亜鉛はビタミンB6と共に、GABAという抗不安物質を作ります)。
しかし、症状に関わらず、おそらくほとんど全員に不足しているだろうと思われるのがマグネシウム(Mg)です。
↑ は栄養療法で有名な藤川先生のブログ記事ですが、この記事に、
先進諸国では、年齢を問わず、全員のマグネシウム摂取量が限界近くまで低下している。適正バランスの維持のために推奨されている量が体重1kgあたり6mg(一日量)であるのに、4mgに留まっている。
とあるように、とにかく現代人はMg不足です。
Mgは体内の何百と言う化学変化に関わっています。
特に、タンパク質の合成を指揮するのがMgの大きな働き。
栄養療法をやっている人はプロテインをみんな飲んでいると思いますが、いくらプロテインを飲んでも、Mgが不足していたら、うまく身体を作っていくことができなくなるのです。
「マグネシウムの働き」(藤川先生のブログ記事)
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Mgは魚介類や海藻に含まれていますが、食事だけで必要十分量を摂るのは難しいです。そもそもの話、「魚とか海藻みんなあんまり食べない問題」もありますし。
そんなわけでMgをサプリメントして摂っていくのが大事です。
こういうのを買って飲めばいいんですが・・・ぶっちゃけるとぼくは飲んでません。
というのも、もうこれ以上錠剤を増やしたくないからです汗。
栄養理論ちゃんとやったら、ビタミンだけで結構な量になります。
錠剤たくさん飲むのってキツくないですか？やってる方ならわかってくれますよね・・・。
そんなわけで自分は、錠剤以外でMgを摂取しています。
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まず、「コンセントレース トレースミネラル」です。
アメリカ・ユタ州のグレートソルト湖の水(ミネラルが豊富)から塩分を取り除き濃縮したものです。
40滴あたり250mgのマグネシウムが含まれています(その他70種類以上の天然ミネラルも微量含む)。
水に数滴ポタポタやって飲むのが一般的な摂取の仕方ですが、硬水に慣れていない日本人がこれをやると苦くて飲めたもんじゃないです。
おすすめは、プロテインに入れることです。
まず、水200ccに濃縮ミネラルを10滴ほど入れます。
これにプロテインをタンパク質20g分(付属のでかいスプーンすりきり１杯程度)入れて飲みます。
この方法なら、全くストレスなく飲むことができます。苦さはゼロです。
ちなみに、フルーツ系の味のプロテインを選択し、それにティースプーン３分の１くらいのクエン酸を入れると、もっと飲みやすくなります。
最近ハマっているのは、ビーレジェンドの「ワンピース 悪魔の実風味」です。
ベリー系でうまいです。
これを飲むと何らかの能力が出て、さらにカナヅチになってしまいますが、それでも大丈夫な人はぜひお試しあれ。
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続いてですが、入浴剤でMgを摂るのもおすすめです。
マグネシウムは、経皮吸収できます。
バブ的な一般的な入浴剤でもMgが入っていれば大丈夫だと思いますが、テレビで宣伝されているような芳香がついた入浴剤は、ぶっちゃけ何が入ってるかわかったもんじゃねぇので、ぼくは使いません。
おすすめはエプソムソルトです。
エプソムソルトは硫酸マグネシウムです。
これをお風呂にインすることでマグネシウムイオンが浴槽内にジュワ～します。
付属のスプーン５～１０杯とパッケージには書いてありましたが、そこは試しながら調節でいいと思います。ぼくは３杯くらいでも十分だなと感じていますが実際どうなんですかね。
エプソムソルト、やったことない人はぜひ試してみてほしいです。マジで良いです。
まず、身体がポカポカになります。
足の先までじわ～っと温まる感じです。
風呂を出た後もしばらくポカポカ感が継続します。まさに天然ミネラルが豊富な温泉に入った後みたいな感覚ですよ。
冷えで悩んでいる方には最高だと思いますね。
発汗作用もすごいです。デトックス効果があります。
エプソムソルトは、精神薬の薬害コミュニティーでは有名ですが、おそらくデトックス効果が身体からクスリ(毒)を抜くからでしょうね。
さらにさらに、肌がつるつるになります。
入った瞬間わかるレベルで体感があります。最初に入った時はびっくりしましたね。
冷え改善、身体が芯から温まり、美肌効果・・・。
こうみると、エプソムソルトは女性に特におすすめかもしれません。
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というわけで錠剤以外でマグネシウムを摂る方法を２つ紹介してみました。
栄養療法、オーソモレキュラーを始めると、錠剤の量が増えて「いやうぜぇ！」ってなるかもしれませんが、この記事で書いたような工夫をして少しでも負担を減らすだけで全然違いますよ。
