ベンゾジアゼピンの離脱症状に対処する方法にはさまざまなものがあります。
最近だと栄養療法が広がってきた感じがしますね。
ぼくもやっていますが、おすすめです。
他にも半身浴や運動などいろいろありますが、ぼく個人的には、結局いちばん大事なのは「気持ちの持ち方」だと思っています。
栄養療法や半身浴も確かに効果的なのですが、何年も「劇薬」「麻薬」である精神薬を飲んでいた人にとって、効果が出るのにはどうしても時間がかかります。
それに、解毒による好転反応も時にはつらいものが出るかもしれないのです。
「24時間ずっとつらい」という人も多いのがこの問題で、そうなると気持ちの面のアプローチがどうしても重要になってくるわけです。
「なんだ根性論か」
と思った人もいるかもしれません。
うん、その通り!
根性論です。根性論そのものです。
しかし・・・これも持論になりますが、人間をここまで狂わせる麻薬・・・その沼から出ようとしたら、どうしてもこういった根性論、精神論が大事なんですよね。
「気合いとか根性とか、古いよね」
「つらい人にがんばれって言っちゃいけないよね」
そう言っていれば聞こえは良いのですが、断薬して元気になった人の中には「最後は気合いでした」という人も多く、キレイ事を並べている暇はないのです。
で、以前にも、減断薬にはポジティブな気持ちが大事!というブログ記事を書いたのですが、この記事では具体的な方法はほとんど紹介していませんでした。
そこで今回は、ポジティブ思考の具体的な方法論として、
・アファメーション、ポジテイブセルフトーク
というのを紹介します。
(2つとも、ほとんど同じものです)
今回も、ぼくがいま翻訳に取り組んでいる『Recovery and Renewal』という本から翻訳抜粋しながら説明していきます。
※以下、黄色で囲った部分は本の引用部分になります。
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アファメーションとポジティブ・セルフトークは認知行動療法(CBT)のテクニックとして使えます。
これは、不安感や鬱に対しての治療効果が認められている方法です。
気分や、それに対する対処能力というのは、自分自身への言葉のかけ方や、注意を向ける思考に強く影響を受けます。
自分に対してネガティブな言葉を使えば使うほど、その言葉の内容を信じてしまうようになります。
内なる対話に目を向け、少しずつ心の持ち方を変えていく。
これを自分のできる範囲でやるだけでも、希望を持ち続けるのに役立つのです。
自己啓発などの分野でよく耳にするのが「アファメーション」「(ポジティブ)セルフトーク」です。
カタカナでよくわからんって人もいるかもしれませんが、要するに「ポジティブな言葉を普段から使いましょう」ってことです。
特にアファメーションでは、言葉を決めて、それを毎日唱えます。
引用部分にも書いてありますが、ネガティブな言葉を使えば使うほど、どんどんネガティブになっていきます。
ベンゾ離脱中によくあるネガティブ対話としては、次のようなものがよくありますね。
「一生このままなのか」
「薬なんてやめられるはずがない」
「寝たままずっと起きなかったらいいのに」
こういう言葉を使っていくと、ほんとにおそろしいことですが、それが現実化します。
でも、逆に、ポジティブな言葉を使えば、それも現実化するのです。

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少なくとも認知レベルでは、アファメーションは不安に関する思考をかき消し、ポジティブな思考が入る余地を作ってくれるという効果があります。
ポジティブな思考はメンタル面の健康を促進するのです。
感情が麻痺してしまっているが故に、自分の感覚とうまく繋がれない人もいるかもしれません。
しかし、たとえそうであったとしても、不安や恐怖といった感情にエネルギーを使う代わりに、回復に注意が向けられるので、利益は確実にあります。
アファメーションを何度か続けていけば、エネルギーがシフトするのに気付くでしょう。
恐怖感が希望に満ちた感情に入れ替わっていくのです。
当院には、クスリの沼にハマって大変な人からの問い合わせが日々ありますが、たいていの人が「思考の負のループ」に陥っています。
もう電話に出た瞬間からわかるんですよね。
ぼくはヒーラーなのでエネルギーがわかるというのもありますが、まず声が弱々しいですし、「もう無理なんです・・・」と終始こんな感じです。
しかし、話を聞きながらもたまに励まして、ポジティブな言葉をかけていくと、ちょっと声のトーンが持ち上がってきます。
引用部分にもある、「エネルギーのシフト」ですね。

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ポジティブなアファメーションをする時、それが弱々しく、説得力がないように聞こえたとしても大丈夫です。
もしあなたが身体的、または心理的な離脱症状にしつこく悩まされている場合、 「元気で、健康で、回復しました」 などと宣言するのは現実味がないと思ってしまうかもしれません。
しかし、このように考えてしまい、断言したくなくなってしまうのは普通のことです。
それでも試してみる価値があります。
嬉しい驚きがあるかもしれません。
何より副作用がゼロです。
どのように感じようが、ポジティブな発言を続けていけば、だんだんと良くなる可能性を信じることができるようになってきます。
ここすごく大事です。
アファメーションとかセルフトークの話題が出ると、よくあるのが「つらすぎてそんなのムリです」という反応。
でも、どちらかというと、そういう状態だからこそ効果があるわけです。
脳には、普段使っている言葉の内容を信じるという傾向があります。
一流アスリートが自信たっぷりにインタビューに答えているのを見たことがあると思いますが、一流ですごいからそういうことが言える、のではなく、「自分はできる」と普段から思考し、口に出しているからこそ一流になれるのです。
最初は抵抗があるかもしれませんが、できる範囲で続けていれば効果は出てきます。
引用部分にもある通り、何より副作用がゼロです。
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アファメーションは、1日を通して複数回やっても大丈夫です。 自分が良いと思う回数で、好きなだけ行って問題ありません。頻繁なほど、効果は大きいです。 鏡の前で言ってもいいですし、書くのでも大丈夫です。
以下、これから始める方のためにいくつかアファメーションを載せておきます。
「私の身体は自己治癒力を持っている。完全な健康に向かって、自己修復を行っている。」
「毎日、あらゆる面において、私は良くなっている。」
「心身ともに、私は健康である。」
「健康なのが、私の本来の姿である。」
もしも、「私は~である」という言い方があまりに非現実的な場合、代わりに「私は~になる」という言い方を試してみてください。
たとえば、 「私は健康になる。」 といった具合です。
それか、 「私は健康になりたい。」 という言い方でも良いでしょう。
具体的には、↑のような言葉を1日の好きな時に好きなだけ口にします。
夜など、離脱症状が一時的に極限まで高まった時などにも使えます。
ぼくがものすごくつらい時に使っていたアファメーション、セルフトークにはこんなのがあります。
「治るために離脱症状は起きているのだから、これも回復なんだ」
「そのうちこれもおさまる」
これらをつらい中でも、できる範囲で口にしていきます。
単純な方法ですが、かなり助けられましたね。
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ベンゾ離脱のつらさというのは想像を絶するものがありますよね。
ぼくの地獄を味わったので、すごくわかります。
あまりにもつらすぎて・・・できない時も多いとは思いますが、1日1回でもポジティブな言葉を使ってみることで、効果は期待できます。
言葉には、ある種の波動が宿っています。
ポジティブな言葉にはポジティブな波動が宿っており、それは回復の波動になります。
実はレイキヒーリングでも、そういった波動が出る言葉(マントラと言います)を使って、ヒーリングをしたりしています。
門外不出なのでここでは書けませんが笑、ここで書けるマントラだと、「大丈夫」とか「ありがとう」、「愛しています」などは強力な癒しの波動発生装置です^^
さきほど紹介したような「私は回復に向かっている」に加えて、「大丈夫、大丈夫、大丈夫・・・」「ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・」と心の中でいいので唱えてみてください。
暖かいものに包まれる感覚があるはずです。
(当院では、レイキという民間療法による施療を行っています。クスリでつらい方も相談可能。)


