毎日のように断薬カウンセリングの依頼が来ます。
当院で対応しているのは、処方薬の依存。
中でも、ベンゾジアゼピンや抗うつ薬の依存中毒です。
(覚せい剤でも大麻でもなんでも来てほしいのですが、違法薬物に関してはまだひとりも来ていません。)
で、数多くの人から話を聞いているうちに、全員に共通した不安があることに気付きました。
それがこの記事のタイトルなわけですが・・・。
※以下、無資格の素人による妄想だととらえてください。当院は、減断薬について一切の責任を負えません。
・・・
断薬カウンセリングでは、まず状況をとことん聞きます。
話したいだけ好きなだけ話をしてもらいます。
いろいろな話を聞きますが、根本として、
不安感
があるのだと感じます。
みなさんすでに自分でもよく勉強されていて、断薬の重要性は理解しておられるのですが、
「それは十分理解したけど、それでもやっぱり自分には回復が起きないのではないか?」
という不安がうっすらとあるのです。
自分は断薬できないのではないか?
薬が処方されるきっかけとなった元の疾患(原疾患や基礎疾患と言います)が悪さをしていて、断薬が意味ないのではないか?
とにかくこのような不安が絶えないのです。
・・・
正直、不安になるのも仕方ないと思います。
これは、誰も回復を保証する人がいないからです。
本来、この役割を担うのは主治医なのですが、話を聞く限り、
「薬のせいじゃなくて、原疾患が悪化したんだよ。おクスリ増やしてみましょう。」
「あなたそれノイローゼだよ」
「もうぼくにはわからないから、別の病院を紹介するね」
(10年以上みてもらって、こんな簡単に捨てるの!?)
「すみません、離脱症状ってなんですか?」
・・・全部、クライアントさんから実際に聞いた話です。
自分を治してくれると思って頼りにした医師によって麻薬漬けにされてしまった
処方薬依存の専門家なんていない
そういう解毒施設もない
誰も話を聞いてくれない
どうしよう・・・!?
という流れですね。
・・・
そんなわけでぼくのようなカウンセラー(実はアヤシイ民間治療家なのですけれどねヨホホホ)、のところに、いろいろやって最後の頼みの綱として、
全身ボロボロの状態でやってくるわけです。
それでも、ぼくは医師ではないので、
「あなた、それ離脱症状ですよ」
「この治療法が効きますよ」
ということは言えません。
言ったら医師法違反でタイーホです。
でも、クライアントさんは決定的な保証が欲しい・・・ぼくはその板挟みで頑張ってもがくのが仕事なわけですねw
・・・
ただし!
ここからが言いたいことなのですが、ぼくは自分の判断でその人が治るかは言えませんが、実際の証拠を通じて励ますことはできます。これは合法です。

・・・
まず、今まで精神薬の減断薬に成功して(多かれ少なかれ)回復した人はたくさんいるということ。
これは、事実です。
要するに、あなたはこれまで先人がやってきたことをなぞるだけということです。
世の中には、不治の病と言われている病気や、世界に数人という難病を抱えている人もいます。
「治った事例」が少ない中で、日々を生きている人なんていくらでもいるのです。
減断薬は、具体的な数はわかりませんが、何千人も何万人もやってきたことです。
そこに希望を持ってもらいたいのです。
・・・
「そうは言ってもやっぱり不安」
というのが返ってくる返事ですw
が・・・これについても、いつもお伝えしていることがあって、
要するに、不安感というのも典型的な離脱症状というわけです。
不安感が増大したり、あとは被害妄想的になったり(パラノイドと言います)、そういった思考が繰り返される(反芻思考)というのは、典型的な離脱症状として報告されています。
これも事実です。
もちろん、今あなたが抱えている不安が、離脱によるものなのかはぼくは判断できませんが、もしそういった思考が、クスリを飲む前はなかったとしたら、
つまり、クスリを飲んだ後に不安感が増大する現象が出ているとしたら、
それは離脱症状の可能性が高いのでは・・・?
ということ。
(参考記事) 離脱症状なのか、何か別の問題なのか?という話。
医者は、
「いやいや、たまたまクスリを飲んだタイミングと病気の悪化が一致しただけだ。クスリのせいとは限らない。」
って言うんですけどねw
謎の注射バチコン打ってその直後に死んじまって、因果関係不・・・あ、この話はやめておきます^^
要するに、その不安感すらもクスリによってもたらされているのなら、それに判断を振り回されたくないですよね?どう思いますか?
ってことです、
・・・
ちなみに、パニック障害などの神経症、不眠症など、原疾患が深刻だという人は、断薬後が不安かもしれません。
しかし、そうだとしても、
「じゃあこのまま一生クスリを飲み続けるのか?それを望んでいるのか?」
というのを考えていただきたい。
あと、これも事例ベースでエビデンスはないのですが、つらい離脱を乗り越えたあと、あれだけ心配だった原疾患が、取るに足らないものに見えてくる。
あれだけキツかった離脱を乗り越えたのだから、こっちは楽勝だろ^^
という人もいます。
(体験談を英語で読んでいると、よく書いてあることです。)
もちろん、そうではない人は、医師の診察を受けてください。
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とまぁこんな感じで、当院の断薬カウンセリングでは、お話を聞いて、実践的なことをお伝えすると共に、心のブロックを解いていくことに最も重きを置いています。
断薬は結局、気持ちの持ち方がいちばん大事なのだというのがぼくの考え方だからです。
(電話での断薬カウンセリング受け付けています。お気軽にどうぞ。)


