レイキヒーリング(横浜)

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ベンゾ離脱の展開プロセスは複雑で、個人差も大きいです。これを知ってから断薬すべきだと思う。


いま翻訳している『Recovery and Renewal』という本には、ベンゾ離脱症状の特徴について次のように書いています。

離脱症状は人を困惑させますし、複雑で、どうなるか予想もつかず、しつこく続きます。

(翻訳引用)


箇条書きにしてまとめると、離脱症状は、


①大変でつらいものである


②複雑で、誰にも予測がつかない


③しつこく長く続く


ということですね。


で、①と③についてはわりとみんな理解しているのですが、②についてはあまり知られていないなと感じています。


つまり、離脱というのは複雑に展開し、どうなるのかは誰にも予想できない・・・これをちゃんとわかっている人が少ないということです。


・・・


当院では、クスリでつらい方からの相談を多く受けていますが、減薬にトライしてみた方で、「自分は失敗してしまった」とか「自分は断薬しても良くならない人なんだ」と勘違いしている人が多いのです。


たとえば、少しだけ減薬してみて、症状が悪化。


「クスリをやめたら良くなるって聞いたのに、ウソじゃないか!」


みたいなパターンです。


あとは、減薬が結構進んだ状態でも一向に症状は良くならず、


「自分は断薬しても良くならないんだ!〇〇さんは良くなったのに・・・。」


と言っている人です。


・・・


要するに、細かい段階段階で一喜一憂してしまっている人ですね。


最初の話に戻るのですが・・・離脱というのは個人個人で違うプロセスです。


なので、減薬をしてみてこうだったからもうダメだとか、人と比べて違うから自分は良くならないんだとか考えるのは無意味どころか有害なのです。


ぼく自身の経験を書くと、減薬中は症状が回復したと感じたことは1回もありませんでした。


完全断薬してから数ヶ月経って初めて、徐々に徐々に回復が始まっていったのです。


ただ、これはやはりぼくのケースというだけで、他の人を見てみると、クスリを減らした分だけ回復を感じる人もいますし、断薬してからむしろ悪化したように感じる人もいます。


・・・


繰り返しになりますが、ベンゾ離脱は個人個人で違った展開の仕方をするということです。


これを理解してから断薬するのが重要だと思います。


というのも、これがわかっていれば、いざ減薬していろいろなことが起きた時に、心の準備ができている分だけ対処しやすいのです。


精神薬の離脱というのは、本当に謎の症状が出ます。


無数の身体症状、心理症状ですね。


これは、本人はもちろん、周りの人が見たら本当に奇妙に見える現象です。


普通に生きていたらこんなことにはならないのですが、クスリが「人間の手によって作られた不自然なもの」だからこそ奇妙なことが起きるのですね。

(ぼくは陰謀めいたものを感じずにはいられませんが、どうでしょうか?)


・・・


さて、ちょっと怖がらせるようなことを書いてしまいましたが、実は、不確定な中でも確実にわかっていることもあります。


それは、ベンゾによって損傷した受容体(※)というのは、クスリを切れば、程度の差はあれど回復していくということです。


※受容体とは、脳内物質をキャッチする脳の部品のこと。ベンゾはこれを損傷させてしまう。これが離脱症状に深く関わっていると考えられている。


よく聞かれる質問に、


「壊れた脳は治るのでしょうか?」


「受容体は回復していくのでしょうか?」


というのがあります。


クスリで数々の不調が出て、お先真っ暗みたいな人が多いですから、こういった不安を抱えてしまうのはわかります。


が、ベンゾによる脳の受容体の損傷は可逆的です。


クスリを切ると、受容体の反応は戻っていくことがわかっています。

(これをアップレギュレーションと言います)


・・・


大げさに言うと「回復は約束されている」ということです。


ただし、何度も繰り返しにはなりますが、そこにたどり着くまでのプロセスがどうなるのかは全くわかりません、ということ。


とにかく、回復することはわかっているのですから、安心して希望を持っていいのです。


普通に考えたら奇妙なことが起きるかもしれませんが、それに一喜一憂していたらもたないです。


・・・


ちなみにですが、これについては医者やカウンセラーなどのメンタルヘルスのプロも理解した方がいいと思います。


専門家に対してだいぶ上から目線ですが笑、話を聞いていると本当にひどい現状があるのです。


離脱は複雑であり、プロセスの展開の仕方は誰にも予測できない。


これが理解できていない医者やカウンセラーが離脱中の人を治療すると、効果がないならまだしも、むしろ逆効果です。


特に、医者は断定的なことを言いがちです。

「離脱は1ヶ月以内におさまりますよ。それ以上続いたら別の病気なので検査しましょう。」


みたいなことを普通に言うそうですw


その人の離脱がどのくらい続くのか予測出来たら神様か未来予知能力者です。


どこかの教科書か論文に書いていたのかわかりませんが・・・あるいは「テキトー」なのかも・・・?


「どうなるかわかりませんが、治ることは治るのでじっくり待ちましょう。」


事実をしっかりと言えるプロフェッショナルが増えて欲しいです。


※精神薬の減薬・断薬は主治医の判断のもと、自己責任で。


(当院では、レイキヒーリングによる癒しを提供しています。精神薬でつらい方のお話も聞いています。LINEか電話で相談可能。ぜひお問合せください。)